当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

吉原プラトニック

吉原プラトニック4話ネタバレ最新確定と感想は?ヲタクが過ぎて貞近が風邪気味!?

吉原プラトニックネタバレ考察

こんにちは。ひらりです。

2021年12月9日発売のモーニングより、吉原プラトニック4話「鯖の味噌焼き」を読みました。

前話の3話では、ヲタク侍・貞近のために良かれと美人画の浮世絵を真似、若衆姿のコスプレを披露した花魁・紫太夫でしたが貞近には却って逆効果。

そんな紫は血之道を患っており、馴染みが紫に贈った牡蠣を、貞近が中間・佐吉の出した蛤と茗荷の天ぷらをヒントに牡蠣の地獄鍋を作り、紫を心身ともに温めました。

さて今回の食材は……。

それでは、この記事では、吉原プラトニック4話のネタバレ確定と感想についてまとめました。

吉原プラトニック4話ネタバレ最新確定「鯖の味噌焼き」

豪気な惣仕舞い

大見世『角屋』の張り見世から、いつもは居並ぶ遊女たちが消え、休業かと勘違いする客も、今夜、角屋は惣仕舞い、とあるお大尽様が角屋を貸し切っていたのです。
花魁・紫太夫の今夜のお大尽は通人(人情に熱く粋な人)、それでいて角屋を惣仕舞いするほどの才があり、遊女たちはお大尽の噂で持ちきりでした。

ヲタクが過ぎて貞近が風邪気味!?

明けて九ツ(正午ごろ)、昨夜出された料理屋『喜の字屋』の残り物に不満を漏らす紫、食道楽に困る妹分・おみねでしたが、今日がヲタク侍・大久保貞近の登楼の日と気づきます。

そんな中、貞近は吉原は大門前の地本問屋で引っ掛かっていました。

地本問屋で売られていた歌川某の美人画の浮世絵が気に入ったものの、手持ちは揚げ代しかなく、店主に唆され、共の者が止めるのも聞かずに羽織を質に……。

登楼し、紫から離れて座敷に座る貞近はやや風邪気味、吉原でも貞近が美人画の浮世絵を買い占めたことは既に噂になっており、紫は貞近の風邪気味の理由を知っていました。

今日の食材は焼き塩鯖、当時江戸湾は好漁場でしたが、鮮度の関係から保存流通に適した干物や塩蔵したものが中心でした。

食材は鯖の他、昨夜の惣仕舞いで上機嫌な楼主から貰った絶品と名高い『武州の胡麻』、そして紫が新調した味噌は『江戸甘味噌』

江戸甘味噌は、出身地の三河「八丁味噌」 の旨みと、京都「白味噌」の甘さを兼ね備えた味噌をとの、神君・家康公の命により誕生。

しかし、米麹を一般の味噌の2倍ほど使うことから贅沢品とされていました。

鯖の味噌焼き

先ず貞近は塩鯖を塩抜きし、次に合わせ味噌を作ります。

胡麻をすり鉢で擦り、味噌・酒・みりんと合わせ、塩抜きした鯖に合わせを味噌を塗り火鉢で網焼きに。

そして、最後に火鉢の炭で鯖に塗った味噌を焼きました。

味噌の香ばしい香りに誘われるように、紫は鯖の味噌焼きを口に運びその味を堪能するのでした。

貞近は佐吉ではなく家康の知恵から、この鯖の味噌焼きは作りました。

家康が天下を取る前、家康は味噌と胡麻を携帯食に利用、味噌は焼き味噌・味噌玉にし、胡麻は兵糧丸という丸薬に混ぜていたのです。

この2つを合わせれば、健康にも良い料理になると貞近は考えました。

紫は料理の礼に、質から出した羽織を貞近に贈り、そんな紫をきっぷが良すぎと思うおみねは、見世どころか浮世絵を買い占める貞近に呆れていたのでした。

吉原プラトニック4話感想

江戸時代当時、浮世絵は1枚20文ほどで買え、現代の価値では数百円から1千円ほど、店中の浮世絵の代価として質草に取られた羽織ですが、売れっ子の紫からしてみれば大した額ではないでしょう。

そんな紫の食道楽ときっぷの良さとは好対照に、白いご飯が食べられれば極楽と考える庶民的なおみね。

ちょいちょい小姑のように紫に小言を言い、浮世離れした遊郭では、おみねは紫にとっての良心。

おみねが、姐さんである紫に物怖じせずに話せるのは、日頃から紫がおみねをかわいがっている証拠、2人は良いコンビです。

吉原プラトニック5話考察予想

次回は「鴨と卵のマリアージュ!?」

マリアージュはフランス語で結婚を意味しますが、日本では大抵の場合、ワインと料理、料理と料理の相性を意味する言葉として使われています。

鴨といえば、鴨南蛮に鴨せいろですが、ズバリ次回は卵かけご飯ではないでしょうか。

鴨肉との卵かけご飯、赤穂浪士が討ち入り前に食したことでも有名です。

卵かけご飯の元祖は、明治時代のジャーナリスト・岸田吟香という説がありますが、岸田は天保4年(1833年)生まれ。

慶応3年(1867年)王政復古の大号令で徳川の終りを迎え、この時、岸田は30代、赤穂浪士の討ち入りは克明に記録されており、鴨肉との卵かけご飯を食べた記録も残っています。

赤穂浪士の食べた鴨肉との卵かけご飯を知っていても不思議はありません。

来週の木曜日は12月16日、赤穂浪士の討ち入りは元禄15年12月14日(1703年1月30日)、題材にするには丁度良い時期ではないでしょうか。

まとめ

この記事では、吉原プラトニック4話のネタバレ確定と感想についてまとめました。

ここまでお付き合いくださりありがとうございます。

ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。

テキストのコピーはできません。