けだものたちの時間〜狂依存症候群〜

けだものたちの時間1巻のネタバレ確定と感想は?ゴミ屋敷で監禁生活!

こんにちは。

2019年10月17日発売の「けだものたちの時間〜狂依存症候群〜」1巻を読みました。

2019年4月1日から配信された作品で、異常な精神の今井という男と、過去にコンプレックスをもつ愛理というモデルの、二人の監禁生活の作品です。

この記事では、「けだものたちの時間〜狂依存症候群〜」1巻のネタバレと感想についてまとめました。

とても過激な内容となっていますが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

けだものたちの時間1巻1話ネタバレあらすじ「ケッコン」

モデルの平川愛理が目を覚ますと、そこはゴミ屋敷で、目の前にケッコン指輪を出しながらプロポーズをする男がいました。

その男は今井宏和と言います。

今井は、愛理の家のゴミをあさったりして、下着や服・愛理が使い終えたナプキンまでコレクションとしていました。

監禁生活がはじまります。愛理は、家の中の箱に入れられ、手足は動けないようにされ、オムツをしています。

今井が出かけている間に逃げようとしましたが、見つかってしまいボコボコに殴られました。愛理は自分の人生を取り戻すべく今井に反抗しないことにしました。

けだものたちの時間1巻2話ネタバレあらすじ「新婚生活」

監禁から1ケ月が経ちました。愛理は腕力では叶わないと自覚しており、自分の方法でこの生活から逃げ出すことを考えていました。

その方法は、愛理は弱くて何もできないから警戒しないように今井に思わせる作戦でした。

1ケ月経つとオムツではなく、犬猫用のトイレを与えられました。

たまにお風呂にも入れてもらえるようになりましたが、愛理の体は傷だらけです。

お弁当や化粧品・ネイル・服も買ってきてもらえるようになりました。

ある日、今井がおもちゃを買ってくると、愛理は生理の腹痛で苦しんでいました。しかし容赦ない今井は無理矢理・・・・

さらに愛理が載っていた雑誌を持ってきます。他のモデルのがどんどん先を進んでいくことに愛理は絶望に感じて発狂します。

今井は夜になると、過去のことを思いだし・・・

けだものたちの時間1巻3話ネタバレあらすじ「秘密」

監禁から3ケ月が経ちました。

今井は夢で過去のことを思い出し、そのまま愛理を消そうとします。

その後・・・今井は新しい化粧品などを愛理に買ってきました。気持ち的にも疲れ果てた愛理は誰にも言わないから解放してほしいと懇願します。

もちろんそんなことは聞く耳を持ちません。

愛理はどうにか今井について情報を聞き出すことにしました。しかし気を悪くした今井は、愛理をまたいじめます。

そのとき、愛理にいままでの男性経験を聞きました。はじめての男性経験を聞くと、なんと愛理は”お父さん”と答えるのでした。

そして実は、今井もお母さんに・・・

けだものたちの時間1巻4話ネタバレあらすじ「復讐」

監禁から3ケ月半が経ちました。

同じ傷を持っていることがわかり、愛理はまともにご飯を食べられる生活になっていました。

今井は誘拐犯ではありますが、母親にされてきたことに同情もあったのです。

愛理は子供の頃のことを思い出しました。ごくごく普通の家庭で育った愛理でしたが、中学に入ると、母親が出かけているときに、父親に乱暴にされることがあったのです。

自分の腕が細いことやまだ子供であることで、抵抗することも助けを求めることもできなかったのです。

ある日、汚れた下着を洗っているときに、母親が帰ってきましたが、母親は生理かどうかを聞くのみでした。

その後、愛理は友達のマキちゃんと一緒にショッピングにでかけ、メイクが楽しいことを知ります。

高校に入ってからは雑誌のモデルをするようになりました。

モデルの所属事務所からは高校卒業後に東京に来ないかというオファーがあり、父親から逃れることに成功しました。

愛理は、過去のことよりも今を楽しく生きることが復讐だと言います。

けだものたちの時間1巻5話ネタバレあらすじ「触る」

愛理の父親への復讐は終わりました。

しかし悪夢は続きます。あの悪夢が脳裏にこびりついて忘れることができないのです。

高校の時・・・

母親がおばあちゃんと電話をしている声が聞こえてきました。親子で毎晩ゴソゴソと・・・まるで愛理が悪いという印象です。

愛理はそれから、誰にも知られずに生きてきました。

それでも高校のときにお友達の紹介で彼氏ができました。男の人が怖い愛理でしたがデートを重ねました。

しかしやはり悪夢がつきまとい最後まではできませんでした。

悲しみでいっぱいの愛理を気遣い、今井がそっと包み込みます。

けだものたちの時間1巻6話ネタバレあらすじ「自傷」

愛理と今井はかなり仲が良い感じになってきました。愛理は説得できるのではないかと感じます。

しかし今井はどんどん1日の回数が増えていきます。過去の記憶と戦っていました。

今井が中一のとき、学校で”児童虐待”などの話がありました。今井は母親の相手をするのが普通になっていましたが、生活する中で、段々この状況はおかしいことに気づいてきました。

そのことを指摘すると今井の母親は容赦なく、狂ったように乱暴をするようになり、逃れようとすると死を意味すると悟っていました。

そんな折り、母親は自分で首を吊ったのでした。

愛理もまた今井と過ごすうちに”ひろくん”と呼ぶようになり、汚いゴミ屋敷の中で”わたしのひろくん”と思うようになっていったのです。

けだものたちの時間1巻の感想

異常な精神を持つ今井は、愛理を狙うために愛理の情報を得ていました。綿密に計画された行動でした。

しかも愛理に対し、容赦のない過激な行動で、思わず引いてしまうほどです。

愛理もまた、過去に虐待を受けていたので、同じ悪夢を持つ、ふたりは次第に打ち解けていきます。

愛理もふたりだけの監禁生活で精神的にも壊れてきました。段々と洗脳されています。3ケ月半もゴミ屋敷の中の生活で、まだそこまで壊れていないのが不思議です。

もっと発狂してもおかしくはないと思いますが、その域を超えてしまっているのかなと思いました。

早くこのゴミ屋敷から外に逃げてほしいです。

まとめ

「けだものたちの時間〜狂依存症候群〜」1巻のネタバレと感想についてまとめました。

とても残酷な内容となっていましたが、いかがでしたでしょうか?この「けだものたちの時間〜狂依存症候群〜」を読むなら電子書籍で読むのがおすすめです。

よろしければチェックしてみてくださいね。